二次創作 自分に宛てた感想メモ

自分が触れた二次創作の感想。メモがわりの勢いで書いてます。

「岸部露伴は動かない -雛見沢-」 感想メモ

【岸部露伴は動かない -雛見沢-】

 

ジョジョの作者は、インタビューでこう答えたという。

「謎からストーリーが生まれるんです。謎を知りたいというのが、書きたい欲求に繋がります。なぜこの人はみそ汁から手をつけるのかとか……重ちーが新宿に行ったらとか……」

 

『岸部露伴が雛見沢を訪れたらどうなるか』

 

すごく、読みたいと思わされます。

 

きっかけ(導入)、訪れてからのストーリー展開、最終的な着地。一気読みしてしまう面白さでした。

とくに最終的な着地点は「岸部露伴は動かない」シリーズを感じさせるものとなっていて、完成度が高い。(当時、有志がイラストを描くほどの人気だったようです。特設サイトに掲載されているものはどれもステキでした!)

沙都子に懐かれている様子や、羽入とのやり取りなど、他のクロスオーバーで味わえなかった独自の関係性も魅力で、沙都子や羽入が絡むシーンはワクワクしながら読みました!

(読んでいて『露伴にしては性格良くない?』と感じていたのですが、クライマックスの彼の台詞で『やはり露伴だった』とニヤリとなりました)

 

クライマックスからの結末…そして『戻ってきた』後のシーンが、大好きです。

赤坂と大石が(露伴によって)真相に辿り着いたものの、それを受け止めるにはあまりに重すぎる……というシーン。

自分は「全てが過ぎ去った後の、真相を追いかけても辿り着けない赤坂と大石に救済を」と思っていたので、とても印象的なシーンでした。結局、赤坂はずっと願い続けるのでしょう。「あの頃に自分を戻してくれ」と。

 

あえてハッピーエンドにしなかった結末が「岸部露伴は動かない」らしく、最後に描かれた幸せな未来のシーンは「ひぐらし」らしいなと感じました。